世界樹の迷宮(1のほう)も裏ダンジョンを覗けば、いちおうクリアしました。
21階からネタバレ危険なことを攻略サイトに書いてありましたけど、確かに痛い方向でウワーっていいたくなりました。「アトラスじゃあしょうがない」って納得しましたけれど。
ちなみにこのRGタイムズ、地味に続いていますが検索ワードナンバー1は「矢島 喜八郎」です。
過去に「DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ 京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」の記事を書いたときのものですが、RGに関係なさすぎて泣いた。
ちなみにもう一度言っておくと、矢島喜八郎は西村京太郎の本名です。
DS西村のショートミステリー集で一問一問ごとに矢島喜八郎の格言が表示されるようになっています。たぶんヨネヤマ同様に「矢島喜八郎って誰だよ」って思った方が検索するのでしょう。
そんなDS西村も本編全く進んでいないのにショートミステリーばっかりやっていたら、本編進めないと続きが出ないところまでやってしまいました。
そんなこんなで、久しぶりに最近読んだ漫画のオススメでもしてみようかと。
これまたRGに全く関係ないですけどね!
<へうげもの>
「このマンガがすごい!オトコ版」にランクインしていたので読んでみたが、まさに衝撃作。
戦国時代を舞台にしながら、メインは戦争ではなく茶の湯の世界。
かといって地味に収まるのではなく、愉快な主人公「古田織部」が繰り広げる物語の数々は必見で。なおかつ「わび」「さび」を極めし数寄者の頂点を目指す展開はさながら往年のジャンプマンガのようなバトルモノの熱気をも内包しているのだ。
古田織部が目指す先には数寄者界の大御所であり師匠である「千利休」が立ちはだかり、わびの志に傾倒する清廉潔白な数寄者「明智光秀」、そして野には利休の兄弟子「へち貫」などの強敵が数多くいる。
そんなライバル達との競争の中で、強欲でダーティーだが憎めない古田織部がマジメなのに変な方向へ突っ走っていく。
歴史モノとして読んでも秀逸で、新たな解釈のもとに切り込もうとする作者の意欲が見て取れる一作だ。
これを読んだあとに昔、手捻りで作ったマイ湯のみを眺めてみた。10年くらい愛用しているだけあって「肌に浮き上がった茶渋が岩に浮かぶコケのような色になっており、なんとも野趣あふれるものよのう」と古田織部風に感想を捻ってみた。
それにしてもプロの作品は実に薄くて軽い。マイ湯のみは重い、だがその重さも愛着故に心地よい。こんな感じでモノに対する新たな着眼点を与えてくれる作品です。
<リストランテ・パラディーゾ>
老眼鏡紳士萌え。なレストラン群像劇。
ヨネヤマ的には食いしん坊ソムリエのジジ(たぶん50代くらい。男)が萌えポイント。キャラクターによってはお孫さんとか普通にいますよ。
こういったシルバーな紳士に如何に萌えられるかがこの作品を楽しむキモだと思われる。
昔、中学校で生徒集計による将来なりたいものに「30代で極渋なオヤジ」と書いて、全くなれそうにもないヨネヤマには、あらゆる意味で憧れのキャラクターが詰った作品でした。
ローマの人曰く、50代60代からが男の知性面における本領発揮らしい。
姉の買ったやつをチラ見しただけですが、801はまだしもこういう需要と世界観があるとは……といった意味で衝撃作。
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その他に惣領冬実著「チェーザレ」なんかも面白かったですけど、このへんは趣味に走りすぎな気もするので省略。