ゴールデンロアというゲームを始めてみた。
一回登録してしまえば後は全自動で進んでいき、1日1回冒険の結果が出るというシステムになっている。
現在の仕様では文字通り全自動で、やれることは武器の変更くらいのようだ。
そんな世界でも新聞記者は存在する。
名前はヨネヤマ★マサオ、某RGタイムズの編集者と名前は同姓同名だが別人である。
記者ヨネヤマはとある一族の冒険者達を取材しているらしい。
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一族の名前はモグリ。
その一番手のセブレア・モグリ(♂・28)は元キコリだが、この世知辛い世の中ではそれだけでは食っていけずに冒険者となったのである。
<1ヶ月目の冒険> 現実時刻では1日目。
無事に初めての冒険をこなしたセブレアだった。そうはいっても相手は鼠や下っ端ゴブリンだけだったが……。質の悪いロングボウをゲットしたが「オラ、弓さひけねえだ。キコリだかんな」
とのこと。
http://gold.ash.jp/main/textView.cgi?id=515626
(冒険のログ)
<2ヶ月目の冒険>
セブレアにとっては実質上の本格的な冒険は、どっかの村の村長からもたらされた鉱脈の情報だった。
情報の真偽は妖しいものだが、金に困っているセブレアにとっては一攫千金のチャンスである。
こうして他の戦士や魔法使いなどの冒険者と共に旅立ったセブレア。
村から北西に4日ほど歩くと奇妙な洞窟が見つかる。
何故かいつもセブレアは宝の開錠をさせられたり下っ端っぽいのは樵出身だからなのか?
初めての冒険では相手にいなかった凶悪な怪物どもがセブレア達に襲い掛かる。
腕力に優れたセブレアの力任せに振り回す斧は動作こそ鈍いが、当たれば大きい。パーティーの中でもなかなか秀でた活躍を見せていた。
しかし鉱脈は見つからず、戻って分岐道を埋めていくところでインプに遭遇。
今までの戦闘で傷ついた身体を引き摺りながら、セブレアは冷や汗を流す。
これが命をかけた冒険というやつなのか。
容赦なくセブレアに襲い掛かる魔物達。
動作が緩慢になったセブレアの致命的な部位にインプの爪が深く突き刺さる!
しかし神の寵愛を受けていたセブレアはなんとか持ちこたえ、鉱脈を見つけられぬままに洞窟を後にしたのだった。
セブレア「オラ、冒険さ怖くなってきただ……。それでも一発当てるまではやめられねえ……」
今思えばセブレアは生死の境を越えた時から、死神に魅入られていたのかもしれない。
http://gold.ash.jp/main/textView.cgi?advid=517245&chrid=118820
(冒険のログ)
<3ヶ月目の冒険>
……レポートはここで途切れている。
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近隣の村民に聞いた情報を元にまた鉱脈を探しに出かけたセブレアを待って2週間になる。
ヨネヤマはそろそろ帰ってくるころだろうか、と記事のネタを待ちかねて冒険者が集う酒場に足を踏み入れた。
一杯の蒸留酒を飲んでいたヨネヤマの耳に一つの話が聞こえた。
――鉄の鉱脈を探しに言った駆け出しの新人どもが……。
――ああ、あのパーティーは壊滅したらしいな。生き残りも今は治療中だとか……。
よくある話だ。
それでもなんらかの予感を伴い、ヨネヤマは一枚の硬貨を置いて酒場を後にした。
「金に目が眩んで引き際を誤ったということか……」
……それからヨネヤマがセブレア・モグリの姿を見ることはなかったという――。
<セブレアの最期>
http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?id=522165
<セブレアのステータス>
http://gold.ash.jp/main/?chrid=118820
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ということで開始三日で\(^o^)/オワタ。
ってか深刻なケガを負った段階で帰ってくださいよ!と言いたいところだが、全自動なので一切文句は言えない理不尽さが気に入った。人、特に冒険者はこれくらいあっさりと理不尽にしななきゃいかん!
完全に運ゲーだけど、なにもしなくてもいいのがいいですね。
昔、今は廃刊となったLOGINに乗っていたのをきっかけで開始したダークキングダム2(現在もダークキングダム3として残っているらしい)というネットゲームでインターネットをやり始めたヨネヤマには懐かしい感じもします。
……まぁ、妄想力が無駄に溢れている人間でないと楽しめないかもしれませんが。
いちおうまた新しい冒険者を作り直しました。
名前はモゲ・モグリ(♂・30)
http://gold.ash.jp/main/?chrid=121304
また元キコリ。
単純に剣が手武装より斧か槍のほうが好きなのだが、斧が初期武装の人はキコリしかいないというだけの理由なんですけどね。
なんかいくらでも作れるみたいなので、もう一人作ってみる。
名前:ヨリコ・モグリ(♀・29)
http://gold.ash.jp/main/?chrid=121313
こっちは元ベテランソルジャーで、モグリ一族にしては珍しい都会派お姉さんだ。
もっと年上のキャラが作りたかったが、年齢上限が30までなので諦める。
ある程度若くないと、情熱がないからかもしれない。
ちなみに上手く生き残っても情熱値が0になると引退らしい。
ヨリコさんを例にとってみると
金銭欲 : 旺盛
名誉欲 : 旺盛
正義感 : 皆無
緊張感 : 貧弱
克己心 : 皆無
情熱 : 1000
とりあえず始めは1000。
この欲の値によって、依頼の内容や冒険の内容が欲望を満たせなかった場合は情熱が下がるという仕様になっている。
さて、今度は何ヶ月(何日)生き残るかな?
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果たしてモグリ一族の命運や如何に。
記者ヨネヤマ★マサオのレポートは続く……?