地熱発電所、南部辺境地帯で出現した未曾有の数のヒュームハンターとの戦い。
一時はGVW壊滅まで追いやられていたが、多国籍軍を率いる某中将の大規模反抗作戦により、戦況はついに佳境に入っているという。
電力供給が途絶え、冷えこみの厳しいその日に人々は一様に空を見上げた。
何やら白いものがひらひらと落ちてくる。
これは一体なんなのだろうか。
人々は名前も知らないその物体を神聖なものと信じ祈りを捧げ、あるいは絶望と破滅の予兆と思い込み、あるいはただ綺麗だと白い息をあげた。
……この日、数え切れないほどの人が死んだ。
後になってから気付くこともある。そう、この日こそが破滅への転機だったということを。
(ヨネヤマ・マサオ)
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雪やコンコンあられやコンコン。
横浜では雪が降って積もったものの、あっさり雨に流されてしまいました。
広い庭のある隣の家にミモザとベンチに雪が積もっててなんと絵になることか。
人の家の庭だが我が家との間に低い垣根しかなく丸見えなので、いつもステキな風景を楽しませてもらっている。たまに猫が日向ぼっこをしているのもよい。
ただしばれる寒さはそんな芸術的感性を全て吹き飛ばしてくれるというものです。
個人的には季節の長さって春:夏:秋:冬=1:1:1:3くらいに感じるのですが。冬は年をまたいで1年の半分を占めている敵なのだ。将軍や奉行も控えているのです。自分が何をいっているのかもわからないのです。
冬長杉デスヨガクガクブルブル。